前回のつづき
母の薬をセットするため実家へ行くと、キッチンとリビングに足の踏み場がないぐらい
物が散乱していた。えぇぇぇッーー!
父がまだ元気な時は2階にそれぞれの寝室があったが、徐々に父を下で寝るようにし、次いで母も1階で寝るようにセッティングした。
そういえば2人から毎日クレームあったなぁ~~
母は、ある時眠剤が合わなかった時にふらつきが目立った為、キッチンに近い所がいいと思いリビングにベットを設置した。
もんくばっかり言われたなぁ~~ 後々正解やったけど
私「何やってんの!!」
母「冷蔵庫の音がうるさいねん そやから 冷蔵庫動かそうとおもて~~」
冷蔵庫は少し移動していた。中身を出して!!
食器棚やその他引き出しのある家具は、全て中の物を出していた。
私「どうするんよ!!誰が片付けるんよ!夜にできへんわ!もう 忙しいのに」
母「ほっといれくれたらいいよー私がするから」
私「冷蔵庫も食器棚も(他の家具も)おばあちゃん1人でできへんやろ!!もうやめてほしいわーー」
母「ええよ ゆっくりするから」
私「できるわけ無いやん!私でも冷蔵庫動かすのしんどいのに!」
それでも ようこんだけ できたな びっくり!
私「自分でできへん事は、もうせんといて! お願いやから動かんといて!」
言ってしまったーー
母の目がまん丸になっていた。
私は、イラッときたらついつい傷つく事を言ってしまう。母ごめん 反省
自分家の夕ご飯の用意をしないといけない時間、焦りながら片付けた。
別に慌てて帰ることはないが、旦那の夕食、お弁当作り、片付け、入浴、猫の世話が終わると自分の時間ができる。
その時間がすごく好きなのでそれが減るのが嫌なだけ。
早く帰りたい。なので こういうトラブルは困る。
それも特にこの時間帯は何事もないようにお願いしたい。
母にセッティング場所を聞きながら冷蔵庫等動かした。しんどーーー
とにかく 動線がないので危ない。
母が転倒しないように早く片付けないといけなかったので、母が自分で片付けることができそうなぐらいまでやって帰ることにした。
なんやねん もうぉぉーーーなんか腹が立つ。。。。
薬をセットした。
私「年末は毎年ケガしてるから気をつけて片付けや~今からしたらあかんで!明るい時にしいやーーほな 帰るわ」
母「分かった ありがとう 助かったわ」
はぁーー??あんたがしたんやん もう ええわ
ほとんど毎日父の面会をしている。
父は回復(認知症は進んでいるように思う)しているが、年齢を考えるといつどうなってもおかしくないとDrから言われているので、なるべく母を会わせておこうと思っている。
母は病室への行き方を覚えた。病院玄関前の駐車場がいっぱいだと少し離れた駐車場に止めないといけない。その時は母を先に降ろしている。
最近は1人で無事に病室に着いている。
よかった!やっと覚えてくれたぁ~~
しかし、しかし 先日 母を先に降ろし、別の駐車場に止めに行き、母に遅れて7.8分後、病室に着いたらカーテンが綺麗に閉まっていた。カーテンを開けると、母がバナナを食べさせようとしていた!
えッまた!!! 今度はバナナかい!!
危機一髪で阻止できた!
私「あかん!!」と母の腕を掴んだ。
母はそれでも父の口に運ぼうとした。
私「もう!!あかんて!!」
母「もうちょっとやったのに・・おじいさん なぁ-食べたいよな~」父の返事はない
母は苦笑いで私をチラッと見た。
なんと!悪そうな顔 脳裏に焼き付くわーー分かっててやってるん?
私「何回言うたらわかるん?おじいちゃんはまだこういうの食べられへんねん!喉詰めて死ぬよ」
キツい言い方 自分でも嫌になるわ
4人部屋全体に聞こえる声になった。あーやってもた
どうしても父に食べさせてあげたいようだ。
分かるけど・・・・もっと良くなってからにしてよ。それぐらい分かってほしい 何回も・・認知症やから?頑固やから?無知やから? もう情けない…
母のカバンの中を見るとプルーンも入っていた。
バナナの後はプルーンやったんや
どちらも父がよく食べていたもの。
可哀想やけど今はあかんねん。。